アクセス解析入門

アクセス解析レポートのテンプレート|そのまま使える項目リスト

アクセス解析レポートのテンプレートは、数字5項目+記入欄2行があれば足ります。期間比較・セッション/ユーザー・流入経路・ページ別の表示回数・コンバージョンに、「わかったこと」「次にやること」を添えた形です。

アクセス解析レポートを作るとき、毎回どの数字を載せるか考えていると時間がかかります。項目を固定したテンプレートを用意して、そこを埋めるだけの作業にするのが近道です。

この記事では、そのまま使える項目リストを公開します。作成手順そのものはアクセス解析レポートの作り方|載せる項目と手順を型にするにまとめています。

そのまま使える項目リスト(週次)

まずは週次版です。数字は5項目、記入欄は2行。これ以上は増やさないでください

項目取得元記入例
対象期間7/8〜7/14(前週:7/1〜7/7)
セッション数GA4420(前週比 +8%)
ユーザー数GA4350(前週比 +5%)
流入経路の内訳GA4自然検索 60% / 直接 25% / SNS 15%
ページ別 表示回数(上位5)GA4/blog/ga4-tsukaikata 120 ほか
コンバージョン数GA43(前週2)
検索の表示回数・クリック数サーチコンソール表示 5,200 / クリック 180
今週わかったこと検索の表示回数が伸びたが、クリック率は横ばい
次にやること表示回数上位ページのタイトルを1本見直す

太字の2行がレポートの本体です。数字欄だけ埋まっていて、この2行が空のままなら、そのレポートは判断に使われていません。

ポイント

テンプレートの良し悪しは、数字欄の多さではなく「わかったこと」「次にやること」の欄があるかで決まる。

月次版で足す項目

月次は報告に使うことが多いため、次の3つを足します。項目を別テンプレートにせず、週次と同じ型に列を足す形にすると管理が楽です。

  • 前年同月比:季節性のある業種では、前月比より重要になります。
  • 上位ページの増減理由:どのページが伸びた/落ちたかと、その理由の仮説。
  • その月に実施した施策:記事公開・広告・キャンペーンなど。数字と施策を並べておくと、翌月以降の判断材料になります。

注意

項目を頻繁に変えると、前の期間と比較できなくなります。指標を増やしたい場合も既存項目は残したまま追加してください。最低3か月は同じ形を維持するのが目安です。

スプレッドシートとLooker Studio、どちらで作るか

テンプレートの置き場所は2択です。目的で選んでください。

スプレッドシートLooker Studio
数字の更新手作業で転記自動で最新
考察の記入書きやすい文章欄は扱いにくい
前期間との比較行を並べれば容易設定が必要
向いている人考察を厚く書きたい転記をなくしたい

考察を書き込むならスプレッドシート、転記をなくしたいならLooker Studioという整理で、おおむね外しません。Looker Studioで組む場合の手順はLooker Studioの使い方、既製テンプレートの注意点はLooker Studioのテンプレート|そのまま使える型と限界を参照してください。

検索まわりの項目を厚くしたい場合はSEOレポートのテンプレート|検索の数字をまとめる項目も合わせてどうぞ。

考察欄が埋まらないときの書き方

テンプレートを用意しても、「数字は埋まるが考察が書けない」状態は起こりがちです。次のルールで解決します。

  1. 最も動いた数字を1つだけ選ぶ(全項目に考察をつけない)
  2. その期間にやったことを思い出す(記事公開・広告・季節要因)
  3. 「〜だから〜が動いたのではないか」と仮説の形で書く

断定は不要です。翌週の数字で当たり外れが分かり、それ自体が積み上がります。

記入例を挙げておきます。

今週わかったこと:検索の表示回数が前週比+20%だが、クリック数はほぼ横ばい。先週公開した記事が表示され始めた一方、クリックにつながっていない。
次にやること:表示回数が伸びたページのタイトルと説明文を1本だけ見直す。

この程度で十分です。

テンプレートを配っても続かない理由

項目を固定しても、毎週これを埋める作業自体がなくなるわけではありません。レポートが止まる原因のほとんどは「書き方が分からないから」ではなく、単に時間が取れないからです。

週報AIは、GA4・サーチコンソール・Microsoft Clarityのデータを毎週自動で集計し、この記事のテンプレートで言う「今週わかったこと」「次にやること」まで日本語で書かれたレポートをメールで届けます。埋める作業そのものが不要になる形です。

実際に届くレポートの中身は無料サンプルで確認できます。

まとめ

アクセス解析レポートのテンプレートは、数字5項目+記入欄2行が基本形です。

  • 週次は軽く保ち、月次は前年同月比・上位ページの増減理由・実施施策を足す
  • 考察を書くならスプレッドシート、転記をなくすならLooker Studio
  • 考察は「最も動いた数字を1つ、仮説を1行」で十分
  • 項目は最低3か月変えない(比較できなくなるため)

テンプレートは埋めることが目的ではなく、次の一手を1つ決めるための道具です。

よくある質問

アクセス解析レポートのテンプレートには何を入れるべきですか?

数字は5項目で足ります。期間と前期間比較、セッション・ユーザー、流入経路の内訳、ページ別の表示回数、コンバージョン数です。これに「今期間わかったこと」と「次にやること」の記入欄を各1行つけます。数字欄より、この2行の記入欄があるかどうかでレポートの実用性が決まります。

週次と月次でテンプレートは分けるべきですか?

項目は同じで、粒度だけ変えるのがおすすめです。週次は5項目+2行のまま軽く保ち、月次は前年同月比と上位ページの増減理由を足して厚くします。テンプレート自体を2種類作ると管理が増えるため、1つの型で列を足し引きするほうが続きます。

スプレッドシートとLooker Studioのどちらでテンプレートを作るべきですか?

考察を書き込むならスプレッドシート、数字の自動更新を重視するならLooker Studioが向いています。スプレッドシートは転記が手作業になる代わりにコメントが書きやすく、Looker Studioは数字が自動で最新になる代わりに文章欄が扱いにくいという違いがあります。

テンプレートの数字欄は埋まるのに考察欄が空になります。

最も動いた数字を1つだけ選び、その期間にやったことと突き合わせて仮説を1行書く、と決めてください。全項目に考察をつけようとすると手が止まります。断定する必要はなく、翌週の数字で当たり外れを確認すればそれが学習になります。

レポートのテンプレートは何か月くらい使い続けるべきですか?

最低3か月は同じ形で続けてください。項目を頻繁に変えると前の期間と比較できなくなり、傾向が読めなくなります。見たい指標が増えた場合も、既存項目は残したまま追加するほうが、蓄積を無駄にせずに済みます。

サイトの数字を見るのをやめて、AIに読ませませんか?

この記事の運営者が開発した「週報AI」は、GA4・サーチコンソール・Clarityのデータを毎週AIが分析し、"次にやること"まで日本語レポートで届けるサービスです。

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