アクセス解析入門

GA4のコンテンツ グループとは?設定の方法と、比較で足りる場合

「GA4で、ブログの記事とサービスのページを分けて数字を見たい」

「コンテンツ グループを設定するように言われたけれど、タグの作業が必要と聞いて手が止まっている」

「設定したのに、レポートに『(not set)』が並んでいる」

GA4のコンテンツ グループを調べて、そう迷った方に向けた記事です。

先に答えを書きます。コンテンツ グループは、ページをまとまりに分けて数字を見るための名前です。

名前はページから送るデータに付けて届けるので、設定にはGoogle タグかタグ マネージャーの作業が必要です。ただし、URLでまとまりが分かれているサイトなら、設定する前に比較で試せます。

この記事では以下の3つを解説します。

  1. コンテンツ グループで何が見えるか
  2. 設定しなくても比較で足りる場合
  3. 設定の2つの方法と、「(not set)」が出る理由

読み終える頃には、自分のサイトでコンテンツ グループを設定するかどうかを判断する材料が揃います。

なお、画面の配置や項目の名前は更新されることがあります。設定の手順は提供元のヘルプで確かめるのが確実です。

GA4のコンテンツ グループとは、ページをまとまりに分ける名前です

GA4のコンテンツ グループとは、ページをまとまりに分けて、まとまりごとの数字を見るための名前です。たとえば、ブログの記事と、サービスの紹介ページを分けておけば、それぞれの表示回数やユーザー数を並べて見られます。

設定したあとに見る場所は、「ページとスクリーン」のレポートです。表の切り口として、コンテンツ グループを選びます。

探索でも、ディメンション(数字を分ける切り口)として足せば使えます。

探索で使える手法の全体は、GA4の探索レポートとは?7つの手法と、使う前に知っておく制限にまとめました。

コンテンツ グループの名前は、GA4が自動で付けるものではありません。ページから送るデータに、自分で名前を付けて届けます。

注意

名前はデータと一緒に届くので、設定する前に届いたデータには名前が付いていません。設定した日から先のデータで見ることになります。

設定する前に、比較で足りるかを確かめます

まとまりがURLで分かれているサイトなら、コンテンツ グループを設定しなくても、比較で分けて見られます。

ページのURLのうち、ドメインより後ろの部分を自動で記録しているのが、「ページパスとスクリーン クラス」という項目です。比較の条件には「次を含む」のような部分一致が使えるので、「ページパスとスクリーン クラス」に「/blog/」を含む、という条件でブログの記事だけに絞れます。

部分一致は、大文字と小文字を区別します。そのため、URLの書き方に合わせて入力してください。

比較の条件は4つまで作れます。どちらで足りるかは、URLの形で決まります。

サイトの状態向いている方法
まとまりごとにURLのフォルダが分かれている(/blog/ と /service/ など)比較の「次を含む」で試す
記事もサービスのページも、URLに共通の印が無いコンテンツ グループを設定する
同じ分け方を、いくつものレポートや探索で毎回使いたいコンテンツ グループを設定する

比較の作り方と、セグメントとの違いはGA4のセグメントとは?3つの種類で数字が変わる理由と、比較との使い分けに整理しています。

ポイント

URLに「/blog/」のような印があるなら、まず比較で分けてみる。足りないと分かってから、コンテンツ グループを設定します。

設定する方法は、使っているタグで決まります

ウェブサイトでコンテンツ グループを設定する方法は、Google タグに書き足す方法と、Google タグ マネージャーで設定する方法の2つです。どちらを使うかは、サイトにGA4のタグをどう入れているかで決まります。

Google タグに書き足すときは、ページごとに content_group という項目に名前を入れます。ブログの記事のページなら、次のような形です。

gtag('config', 'G-XXXXXX', {
  'content_group': 'ブログ'
});

タグ マネージャーを使うときは、URLのパターンからまとまりの名前を決める変数を作ります。手順は次の4つです。

  1. 「正規表現の表」の変数を作り、入力にページのパス({{Page Path}})を選ぶ
  2. URLのパターンと、それに付ける名前を1行ずつ書く
  3. どのパターンにも当たらないときの名前(「Other group」など)を決めておく
  4. GA4のタグの content_group という項目にこの変数を入れ、コンテナを公開する

どちらの方法でも、どのページをどのまとまりに入れるかを先に決めておく必要があります。分け方を2つ以上持ちたいときは、2つ目以降を content_group2 のような別の名前の項目で送り、カスタム ディメンションとして登録します。

設定したあとに「(not set)」が出る理由

コンテンツ グループを設定しても、レポートに「(not set)」が出ることがあります。公式のヘルプが挙げている理由は、次の2つです。

  • 自動で集められるイベントと組み合わせた。session_start や first_visit のようなイベントは、コンテンツ グループの名前を受け取らない
  • 名前を空のまま送った。content_group の項目はあるが、中身が無い

1つ目は、設定の誤りではありません。名前を受け取らないイベントには、もともと名前が付かないためです。

2つ目を避けるには、どのページにも名前が入るようにしておきます。タグ マネージャーなら、どのパターンにも当たらないときの名前(Other group など)を決めておく手順が、それに当たります。

表示回数やセッション数の違いが曖昧なときは、PV数とは?セッション数との違いと、GA4で見るときの注意を先に読むと、まとまりごとの数字を読み違えにくくなります。

とはいえ、まとまりごとの数字を出せても、前の週と比べて何が変わったかを毎回たどるのは手間のかかる作業です。私たちが運営する週報AIは、GA4とサーチコンソールのデータをAIが毎週(ライトプランは月1回)自動で取得し、「今週何が変わったか・なぜか・次に何をすべきか」を専門用語を使わない日本語でお届けします。

よくある質問

GA4のコンテンツ グループとは何ですか?

ページをまとまりに分けて、まとまりごとの数字を見るための名前です。たとえば、ブログの記事とサービスの紹介ページを分けておくと、それぞれの表示回数やユーザー数を並べて見られます。名前は、ページから送るデータに付けて届けます。

コンテンツ グループは、どこで見られますか?

「ページとスクリーン」のレポートで、表の切り口としてコンテンツ グループを選ぶと見られます。探索でも、ディメンションとして足せば使えます。

設定しなくても、ブログの記事だけの数字を見る方法はありますか?

記事のURLに「/blog/」のような共通の部分があれば、比較で見られます。「ページパスとスクリーン クラス」に「/blog/」を含む、という条件を作ります。部分一致は大文字と小文字を区別するので、URLの書き方に合わせて入力します。

コンテンツ グループが「(not set)」になるのはなぜですか?

session_start や first_visit のような、GA4が自動で集めるイベントと組み合わせると「(not set)」になることがあります。これらのイベントは、コンテンツ グループの名前を受け取らないためです。名前を空のまま送ったときも、「(not set)」になります。

分け方を2つ以上設定できますか?

設定できます。2つ目以降は、content_group2 のような別の名前の項目を作り、カスタム ディメンションとして登録します。

まとめ

  • コンテンツ グループは、ページをまとまりに分けて数字を見るための名前
  • 名前はページから送るデータに付けて届ける。設定する前に届いたデータには付いていない
  • URLのフォルダでまとまりが分かれているなら、比較の「次を含む」で先に試せる
  • 設定の方法は、Google タグに書き足すか、タグ マネージャーでURLのパターンから決めるかの2つ
  • 「(not set)」は、自動で集められるイベントとの組み合わせか、名前が空のときに出る

設定に手を付ける前に、まず自分のサイトのURLに、まとまりの印があるかを確かめてください。印があるなら、比較で今日から分けて見られます。

サイトの数字を見るのをやめて、AIに読ませませんか?

この記事の運営者が開発した「週報AI」は、GA4・サーチコンソールなどのデータをAIが分析し、"次にやること"まで日本語レポートで届けるサービスです。

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