GA4のディメンションとは?指標との違いと、表の切り替え方
「GA4の表の左上にある▼が何なのか、よく分からない」
「ディメンションと指標、どっちがどっちだったか毎回迷う」
「2つ目のディメンションを足したのに、別の画面を開いたら消えていた……」
GA4のディメンションを調べて、そう迷った方に向けた記事です。
先に答えを書きます。GA4のディメンションとは、データを分ける切り口のことです。
ページのタイトル、国、イベント名のように、たいていは文字で表されます。その切り口ごとの数が指標です。
この記事では以下の3つを解説します。
- ディメンションと指標の違い
- レポートの表で、ディメンションを切り替える・足す方法
- 組み合わせたときに起きることと、その読み方
読み終える頃には、GA4の表を見たときに、どの列が切り口でどの列が数かを分けて読めるようになります。
なお、画面の配置や項目の名前は更新されることがあります。操作の手順は提供元のヘルプで確かめてください。
GA4のディメンションとは、データを分ける切り口です
GA4のディメンションとは、データを分ける切り口です。公式のヘルプは「データの属性」と呼び、データを説明するもので、たいていは数字ではなく文字だと説明しています。
それに対して指標は、切り口ごとの数です。
| ディメンション | 指標 | |
|---|---|---|
| 中身 | データを分ける切り口(たいていは文字) | 切り口ごとの数 |
| 表での位置 | 左の列 | 右に並ぶ数字の列 |
| 例 | ページのタイトル・国・イベント名・デバイス カテゴリ | 表示回数・ユーザー数・セッション数 |
たとえば「ページのタイトル」というディメンションで分けると、ページごとの行ができます。その行ごとに、表示回数やユーザー数といった指標が並ぶ形です。
指標のほうの代表であるセッションの数え方は、GA4のセッションとは?定義と数え方、ユーザー数との違いで整理しています。
表では、左の列がディメンション、右に並ぶ数字が指標です
GA4の詳細レポートの表は、左の列がディメンション、その右に並ぶ数字の列が指標です。表の左上で選んだディメンションの値が、その下に行として並びます。
| ページのタイトル | 表示回数 | アクティブ ユーザー数 |
|---|---|---|
| トップページ | 1,200 | 800 |
| 料金のページ | 300 | 250 |
| 問い合わせのページ | 90 | 80 |
この例では「ページのタイトル」がディメンションで、「表示回数」と「アクティブ ユーザー数」が指標です(数字は説明のための例です)。
指標の見出しを押すと、その指標に基づいて表のデータが並べ替えられます。表の上のグラフは、表の中身を図にしたものです。
ディメンションは、表の左上で切り替えたり足したりできます
レポートの表のディメンションは、表の左上で切り替えられます。ディメンションが複数あるレポートでは、ディメンション名の右に下向きの矢印が出ています。
切り替えと追加の手順は、次のとおりです。
- 表の左上のディメンション名の横にある矢印を押し、別のディメンションを選ぶ
- もっと細かく分けたいときは、その横にある追加のボタンから、2つ目のディメンションを選ぶ
- 2つ目のディメンションの各値が表示され、データがさらに細かく分かれる
ただし、2つ目のディメンションは一時的なものです。そのレポートから別の画面へ移ると外れます。冒頭の「足したのに消えていた」は、これが理由です。
また、イベントのレポートのように、もともとディメンションが1つしかないレポートでは、切り替えられません。
いつも同じ組み合わせで見たいときは、探索で表を作っておく方法があります。探索の使い方は、GA4の探索レポートとは?7つの手法と、使う前に知っておく制限にまとめました。
注意
レポートそのものを作り替える「カスタマイズ」は、編集者と管理者にしか表示されません。見るだけの権限なら、2つ目のディメンションか探索で分けます。
最初に使うなら、この4つのディメンションから
ディメンションはたくさんありますが、最初に使うなら次の4つで足ります。どれも、サイトの数字を読むときの基本の切り口です。
| ディメンション | 分けると分かること |
|---|---|
| ページのタイトル | どのページがよく見られているか |
| ランディング ページ | 訪問がどのページから始まったか |
| セッションのデフォルト チャネル グループ | 訪問が検索・SNS・広告など、どこから始まったか |
| デバイス カテゴリ | パソコン・モバイル・タブレットのどれで見られたか |
たとえば、全体の数字が減ったときに「デバイス カテゴリ」で分けると、減ったのがモバイルだけなのかが分かります。切り口を1つ変えるだけで、どこで動いたかを絞り込めます。
組み合わせると、グレー表示になったり(not set)が出たりします
ディメンションを組み合わせると、選べない・値が出ないということが起きます。どれにも理由があります。
| 起きること | 理由 |
|---|---|
| ディメンションがグレー表示で選べない | ほかのディメンションや指標と組み合わせられないか、探索の手法に合わない |
| 表に(not set)と出る | そのディメンションに値が届いていない |
| 名前の似たディメンションで数字が違うことがある | 「ユーザーの最初の」「セッションの」など、何の単位で数えるかが違う |
3つ目は、とくに取り違えやすい点です。「ユーザーの最初の参照元」と「セッションの参照元」は名前が似ていますが、数える単位が違うので、数字がそろわないことがあります。参照元のディメンションの違いは、GA4の参照元/メディア|3つのスコープと(direct)の正体で扱っています。
用意されたディメンションに無い切り口は、カスタム ディメンションとして足せます。ただし、使えるようになるのは作ってから24〜48時間後です。
ポイント
表を開いたら、まず左上のディメンションを確かめます。同じ指標でも、どの切り口で分けたかで、読める中身が変わります。
とはいえ、切り口を変えながら前の週と見比べるのは手間のかかる作業です。私たちが運営する週報AIは、GA4とサーチコンソールのデータをAIが毎週(ライトプランは月1回)自動で取得し、「今週何が変わったか・なぜか・次に何をすべきか」を専門用語を使わない日本語でお届けします。
よくある質問
GA4のディメンションとは何ですか?
データを分ける切り口のことです。公式のヘルプでは「データの属性」と説明されていて、ページのタイトルや国、イベント名のように、たいていは数字ではなく文字で表されます。
ディメンションと指標の違いは何ですか?
ディメンションはデータを分ける切り口で、指標はその切り口ごとの数です。レポートの表では、左の列がディメンション、その右に並ぶ数字の列が指標です。
2つ目のディメンションを足したのに、消えてしまいました。
2つ目のディメンションは一時的なもので、そのレポートから別の画面へ移ると外れます。いつも同じ組み合わせで見たいときは、探索で表を作っておく方法があります。
ディメンションがグレー表示で選べないのはなぜですか?
一緒に使っているほかのディメンションや指標と組み合わせられないか、探索の手法に合わないためです。組み合わせを変えると選べるようになることがあります。
表に(not set)と出るのはなぜですか?
そのディメンションに値が届いていないときに出る印です。値が届いていない行がまとめて(not set)として表示されます。
まとめ
- GA4のディメンションとは、データを分ける切り口(公式の言葉では「データの属性」)。たいていは文字で表される
- 指標は、切り口ごとの数。表では左の列がディメンション、右に並ぶ数字が指標
- ディメンションは表の左上で切り替え・追加できる。2つ目のディメンションは一時的で、画面を移ると外れる
- グレー表示は組み合わせられないしるし、(not set)は値が届いていないしるし
- 名前の似たディメンションは、数える単位が違うことがある
GA4の表で迷ったら、まず左上のディメンションが何かを確かめてください。切り口が分かれば、右に並ぶ数字が何の数かも読めます。
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